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Side [Dish]プロデュース
「 porter ~ 旅するひとびと 」 

この小さくて短い旅が、まもなく終わろうとしています。

「旅は道連れ、世は情け」
 演歌のイントロ、曲紹介でよく聞く言葉です。

旅をするとき、一緒に歩いてくれる人がいるだけで心強く
人生というひとり旅においては、人の情に支えられる

そんな意味合いの言葉じゃないかなーと勝手に解釈しています。
このブログを書いている今、四国の田舎に帰省中でこざいます。
 (田舎の両親に寄生ちゅうという解釈もあったりなかったり………)

そして
 「袖振り合うも多生の縁」

私は、つい昨夜まで
 「袖擦り合うも多少の縁」
だと思っていました。

テキスト用の台本(2ページ)を書いていて
「縁日」をちょ~っとだけ組み込んだのですが
お祭りとか、えーと、たとえば金魚すくい(←金魚を助ける営みでありたい!)をやっていて
隣りのひとと洋服のはじっこ同士が触れ合ったりしてできる縁。
お面選び、同じものを手に取ろうとしてぶつかったりしてできる縁。
小さな縁がたーくさん生まれる日
縁があることに感謝する日
それが「縁日」だー。みたいな話にしちゃったんですが
本当は違います。神さまや仏さまと~~~~~
あーと、何が言いたいかと言いますと、えーと

私にとってDISHの舞台は、「旅の道連れ」であり「縁日」なんだ
ってことです。

私が無謀にも広げてしまう屋台に、毎度毎度
「おいおい~」と思いながらも「よいしょー!」と手を差し伸べてくれる人たち
「やれやれ」と思いながらも「どれどれ」とのぞいてくださる方々

この「縁」が大事です。

当然、出会いもあり別れもありますが、出会ったことが財産となる。


足をお運びくださったみなさま
表から裏から、右から左から、ありとあらゆる場所から応援してくださったみなさま
本公演、DISHに係ってくれているみなの衆

もっと上手く表現できる言葉がないものかと思案しましたが
思いつきませんでした。だもんで、同じ言葉ですみません。

     本当に本当にありがとうございました!!


みなさんと、何度でも出会い続けられますように。

心からの感謝と愛をこめて
宮元多聞